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81歳で剣道7段に昇段 下呂の野村さん

「できれば8段を目指したい」と素振りをする野村さん=下呂市小川で

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 下呂市小川の野村政義さん(81)が、名古屋市西区の枇杷島スポーツセンターであった剣道七段審査会で昇段を果たした。全日本剣道連盟によると、今回の審査会で全国の百八十三人が昇段し、八十代は三人という。「夢を見ているような感じ」と喜ぶ野村さんの次の目標は八段と、さらに高みを目指している。

 野村さんは三十歳から剣道を本格的に始めた。一九八七年に五十一歳で五段に昇段後、しばらくブランクがあったが、二〇一一年に七十五歳で六段になった。七段を取るには六段取得後、最低六年の修行が必要という。

 野村さんは週三日、下呂中学校体育館などに通い、少年剣士たちを指導する傍ら、自らも錬磨を続けてきた。もちろん、素振りも欠かさない。「六段取得後、体を傾けて打つ横面の癖を指摘され、真っすぐ振り下ろすように鍛え直した」。七十五歳を過ぎても向上心は衰えなかった。

 竹刀の柄には「不動心」と書き込まれている。勝とうとする心を断つ意味という。十三日にあった審査会では修行の成果か、心を静めることができた。「心身とも軽くなり、実技でも型でも真っすぐ打つことだけに集中できた」と振り返る。

 八段取得にはこれから最低十年の修行が必要になる。「体に気を付け、健康ならば挑戦してみたい」と話している。

 (松本芳孝)

 

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