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最大級誘致、実った 日本ガイシ、多治見進出

握手を交わす(左から)古田知事、石川取締役常務執行役員、古川市長=県庁で

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 モノづくりに強い中部地方を代表する企業「日本ガイシ」(名古屋市)の多治見市への進出が決まった。最終的には百人の新たな雇用がこの地域に創出されるという。県庁で十八日に記者会見した市長や知事は、相次いで歓迎の意と期待感を示した。

 新工場ができるのは、市土地開発公社が主体となり同市長瀬町の鉱山跡地で開発を進めてきた「多治見長瀬テクノパーク」。十三万平方メートル余の敷地を日本ガイシ一社に売却する。

 会見で古川雅典市長は「市としてはモノづくり企業に進出してもらうことが一番の希望だった。セラミックスという高度な技術を使った焼き物で、世界で高いシェアを持つ企業に決まった」と発言。進出により、市税収入の増や若者の雇用創出につながるとの認識を示した。

 県などによると、今年一月、日本ガイシ側から県に照会があり、県と多治見市が誘致活動を続けてきた。

 同席した古田肇知事は「十三万平方メートルという敷地面積は企業立地の記録が残っている過去二十年間の約六百三十件の中で、上から三番目の規模。県にとって特筆すべき企業立地案件になった。県としても最大限の支援を続けたい」と述べた。

 日本ガイシの計画では、生産開始予定の二〇年四月段階で、生産を委託する同社の子会社の従業員として約五十人を新たに採用し、生産量の増加に伴って最終的には百人まで増やす。

 石川修平・取締役常務執行役員は「速やかに工場を立ち上げたいので、最初の五十人のうちの半分ぐらいは本年度中に募集し入社してもらい、小牧の工場で習熟度を上げてほしい。多治見は、日本ガイシグループとしても重要な生産拠点との位置付けになっていくと思う」と語った。

 (北村剛史)

 

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