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名鉄車両の1世紀を1冊に 元職員の大垣の清水さんら

出版した本を手にする清水さん=大垣市郭町で

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 大垣市郭町の元名鉄鉄道事業本部長、清水武さん(76)らが、明治時代の終わりから現在までの名鉄の車両をまとめた「名古屋鉄道1世紀の記録」を出版した。

 大垣市出身の清水さんは、九歳のころに買ってもらった世界の機関車の絵本で幼少時からの鉄道好きに拍車が掛かった。中学時代には鉄道雑誌などの購読も始め「大学時代には本州と九州で一万キロ近くを鉄道で旅した」。

 大学卒業後は名鉄に入社。「現場が大好きだった」と語るように、運転副支配人や鉄道部長など、一九九三年に大井川鉄道(静岡県島田市)に出向するまで現場に携わる部署に務め続けた。

 出版した本はA4判で、百十一ページ。清水さんは太平洋戦争中に使われていた車両や、岐阜市内を走行していた木造車両など、主に古い時代の車両について執筆。名鉄資料館(可児市)に勤務していた共著者の田中義人さん(66)=愛知県津島市=とともに、パノラマカーなども含めた名鉄車両の歴史をまとめた。

 清水さんは「本にしたことで、自分の知らない新しい車両を知ることができた。感無量。やってよかった」と満足げに語る。

 鉄道好きは今も変わらず、自宅にはこれまで読みためた約千冊の鉄道関係の書籍や、「勤務時代に勉強で使った」(清水さん)という名鉄や他社のダイヤ表も残っている。清水さんは「今もダイヤ改正の夢を見るよ。いまだにこの道楽はやめられない」と笑顔を見せた。

 価格は税抜き千八百五十円。(問)出版元のアルファベータブックス社=03(3239)1850

 (吉本章紀)

 

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