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北前船主の歴史感じて 南越前町で企画展

北前船の仕入れ記録(右上)などが並ぶ展示室=南越前町の北前船主の館右近家で

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 幕末から明治にかけて北前船で莫大(ばくだい)な富を築いた船主、九代目右近権左衛門に焦点を当てた企画展が、南越前町の北前船主の館右近家で開かれている。十一月二十五日まで。

 県の幕末明治福井150年博の一環。九代目権左衛門は、日本海側の海運として北前船がもっとも盛んに往来していた幕末から明治中期にかけて活躍し、右近家を日本海五大船主に押し上げた。築いた富を地元に還元した篤志家としても知られる。

 展示は、当時の仕入れの記録などが記される勘定帳や北前船に載せられたたんす、九代目権左衛門の肖像画など二十七点。九代目権左衛門が初めて乗った船「小新造」の名板や船の進水式に他の五大船主らを招いた招待状など、貴重な資料も多い。

 観光ボランティア「河野北前船主通り案内の会」の寺下貢さんは「昔の人の苦労と努力、地域への思いなど、後世に伝えていく展示」と話し、来場を呼び掛けている。観覧料は大人五百円、小学生と中学生三百円。

 百五十年博関連では今庄の昭和会館でも「宿場町・鉄道のまち今庄」をテーマにした企画展を十月二十一日まで開いている。

 (山内道朗)

 

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