トップ > 福井 > 9月13日の記事一覧 > 記事

ここから本文

福井

福井市の中核市移行、同意議案可決へ 県議会

 県議会は十二日、予算決算特別委員会を開き、七委員が質問を行った。福井市の中核市移行に必要な同意議案について、主要二会派は反対の姿勢を見せず、定例会最終日の十四日の本会議で可決される見通しとなった。

 同意議案は、既に六日の総務教育常任委員会を全員賛成で通過しており、この日は県の考え方を最終確認する委員が目立った。

 福井市は大雪などで財政悪化に陥った中で、予定通り来年四月の中核市移行を目指している。

 最大会派の田中宏典委員(県会自民党)は「財政再建が必要な時期に中核市を目指す理由は」など会派を総括して質問。桜本宏総務部長の説明を聞き「市議会での議論が落ち着いていると確認できた」と述べた。

 第二会派の辻一憲委員(民主・みらい)も総括質問で「市長が不退転の決意を示したのは大きいが、給料減額になった上で実務を担うのは職員だ。県にも配慮をお願いしたい」と発言。市への二千五百二十九件の事務移譲を円滑に進めるため、県から保健師や薬剤師の専門職員九人を二年間派遣する予定であることなどを確かめた。

 また関孝治委員(県会自民党)は、現状での移行に不安感を示したが「反対するわけではない」。佐藤正雄委員(共産党)は市の財政再建計画が市民生活に与える影響を懸念し「今のまま進めるのは非常に問題がある」と同意に反対した。

 西川一誠知事は「福井市が責任ある改革を進め、県として確認する約束があろうと思うので、県議会とともにこの問題を進めたい」と述べ、移行に同意しても市の財政健全化の進展を確認していくとした。

 (尾嶋隆宏、今井智文、山本洋児)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索