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高浜特産薬草“ゴシュユ”奉納 重陽の節句で石清水八幡宮に

菊とともに供えられたゴシュユ(右)=京都府八幡市の石清水八幡宮で

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 高浜町は九日、町特産の漢方薬原料の植物「ゴシュユ」を京都府八幡市の石清水八幡宮に奉納した。

 「重陽の節句」の同日、本社で営まれた菊花祭に高浜町の青海神社の山下暢以知宮司(64)ら三十人が参列。神前に菊とともにゴシュユの枝を供え、直会(なおらい)では菊を浸した酒を飲んで長寿を願った。

 石清水八幡宮の鎌倉時代の記録では、神職が「茱萸(しゅゆ)」の実を衣に挿して魔よけにしていたことが記されている。一昨年に本社などが国宝に指定されたのを機に菊花祭を復活させた。

 ゴシュユの出荷拡大を狙う高浜町は、同宮の田中恒清宮司が神社本庁総長を務めているなど、全国の神職らに影響力を持っていることから、初の奉納先に選んだ。田中朋清権宮司は「伝統を守り伝えていきたい」と話した。

 旧暦と比べて季節が一カ月ほど早いため、ゴシュユの実はまだ青いまま。町産業振興課の田原文彦さん(48)は「赤く発色する来月には、京都の舞妓(まいこ)さんの髪飾りなどにして、アピールできれば」と話している。

 (山谷柾裕)

 

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