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ビーチバレー、ASがスタート 福井国体開幕

ビーチバレー女子準々決勝、福井−大阪強風が吹き荒れる中、幅口選手(左)にトスを上げる村上選手=小浜市の若狭鯉川シーサイドパーク特設会場で

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 第七十三回国民体育大会(福井しあわせ元気国体)は九日、会期前正式競技のトップを切ってバレーボールのビーチバレーが、小浜市の若狭鯉川シーサイドパーク特設会場で始まった。十日には、金沢市の金沢プールで水泳のアーティスティックスイミング(AS)も行われ、半世紀ぶりとなる二巡目福井国体の熱戦が事実上、幕を開けた。

 会期前競技はビーチバレーとASのほか、水泳の競泳と飛び込み、水球、オープンウオータースイミング(OWS)、さらにハンドボール、クレー射撃が十七日までの間に行われる。

 県勢は、ビーチバレー女子の村上めぐみ選手・幅口絵里香選手(オーイング)組が四強入りを果たし、男子の土屋宝士選手・道木優輝選手(オーイング・SANDS)組は7位だった。ASの少年女子デュエットは、高島玲奈選手・若泉奈那選手(福井工大福井高・東陽中)組が16位だった。

◆風を読み女子4強入り

 設営されたテントが揺れる。サーブの軌道はぶれ、上げたトスが流れるほどの浜風が会場に吹き込んだ。ビーチバレー女子準々決勝。ミスを繰り返す相手を、村上めぐみ選手・幅口絵里香選手組はどんどん引き離した。

 勝因を村上選手は言う。「ボールをコントロールできたし、攻撃までいく意識を持てた」。レシーブの球がずれようとも、態勢を立て直して攻撃へ。例えば第1ゲーム7−6の場面。相手サーブを冷静に処理し、村上選手のスパイクで難なく得点した。レシーブミスを重ねる相手とは対照的だった。

 試合前の練習から風を意識し、対応できたのはさすが。加えて、先週のジャパンツアー松山大会で久々にペアを組んだ経験も大きい。予選で散ったが、互いの良いところを引き出す作業に徹し、トスの位置や高さなどを確認。抜群の連携で、今大会は四試合すべてがストレート勝ちだ。

 昨年の愛媛国体で優勝し、二連覇を目指す。重圧もあるだろう。ただ、幅口選手は言い切る。「1点ずつ取りにいく」。強い覚悟を感じさせた。

◆北海道勢も無事に出場

 ビーチバレー競技では、北海道の地震による影響が心配された北海道勢が、男女ともに無事に出場した。

 女子の松里優子選手(34)と田中みなみ選手(22)は、八日に新千歳空港を出発する予定だったが、地震で欠航に。急きょ旭川空港から羽田空港に移動し、JRを乗り継いでギリギリで開会式に間に合った。

 ビーチバレーは、来年の茨城国体では少年種目で行われ、成年種目は福井国体が最後かもしれない。松里選手は「どうしても出たかった」と笑う。「少しでも良い話題を届けたかったけど男女とも予選で敗れた。『福井国体に出場したよ』って話を地元に届けたい」と話していた。

 (谷出知謙)

 

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