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原発被ばく事故想定し医療訓練 県立病院

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 原発での被ばく事故を想定した医療訓練が八日、福井市四ツ井二の県立病院であった=写真。

 県立病院は県が定める原子力災害拠点病院で、訓練は二〇〇二年から実施。地震に伴って県内の原発で事故が発生し、切り傷や骨折を負った作業員二人がヘリで搬送された−との想定で、医師や看護師、放射線技師ら約五十人が参加した。

 壁や床はビニールシートで覆われ、参加者は防護服を着用。技師が患者の被ばく量を測定した後、医師が患者役の傷口に生理食塩水をかけて除染した。こまめに手袋を替えたり、患者の衣服をビニール袋に入れたりなど、放射性物質の拡散防止にも気を配った。

 初めて参加した川上優吾医師(28)は「慣れない作業に戸惑うこともあったが、貴重な経験をすることができてとても勉強になった」と話した。東日本大震災の翌日から福島県で活動した、救命救急センターの前田重信医師(49)は「若い医師の成長のためにも訓練は不可欠」と呼び掛けた。

 (籔下千晶)

 

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