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反射材着け、事故防止を 県など、9月中に県内公民館に配布

暗幕テント(右奥)を使った反射材の効果体験会に参加した高齢者たち=福井市の中藤島公民館で

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 夕暮れ時の交通事故が増える秋を迎え、県などは体に着ける反射材の利用を呼び掛けている。暗闇を再現できるテントを使った高齢者向けの効果体験会を始めたほか、九月中には靴用の反射シール約一万組を県内全ての公民館に配布する。

 県警交通企画課が過去五年に歩行中や自転車の高齢者が巻き込まれた事故をまとめた統計によると、九〜十二月の年の三分の一の期間中に全体の55%の事故が発生。また、日没一時間前から翌朝までの時間帯の事故は、この期間中が77%を占める。

 事故防止に効果があるのは運転手に居場所を知らせる反射材だ。県県民安全課が福井市の中藤島公民館で八月下旬に初めて開いた効果体験会では、十平方メートルほどの暗幕テントを活用。地元の高齢者四十人が順番に中に入り、反射素材のベストや腕輪を着けた人に光を当てて反射の仕方を実感した。同市高木中央一の無職高木登さん(89)は「スカーっときれいに見えた」と話していた。

 同課は今年、さらに県内二百八カ所の公民館全ての窓口に、二枚一組の黒色の反射シールを五十組ずつ置き、希望者に使用してもらうことにした。同課の担当者は「今年は比較的死亡事故が少ないが、これからが正念場。運転手に気付いてもらうため、ぜひ反射材を着けてほしい」と話す。

 (梶山佑)

 

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