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猪狩さん、車いすで始球式アシスト オリ×西武戦でさばえDAY

始球式を務める牧野市長(左)に、ボールを手渡す猪狩さん(手前)=大阪市の京セラドーム大阪で

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 京セラドーム大阪(大阪市)で三十一日、「めがねのまちさばえDAY」として、プロ野球・オリックス対西武の公式戦が開催され、「めがねのまちさばえ大使」に任命されているアイドルグループ「仮面女子」メンバーとして、不慮の事故で車いす生活を送る猪狩ともかさん(26)が登場、牧野百男市長の始球式を補助した。 

 猪狩さんは四月に都内で、強風で倒れた看板の下敷きになり、腰の骨を折るなどして病院に運ばれた。その後、脊髄損傷による両下肢まひで車いす生活になったと告白。懸命のリハビリを経て、八月二十六日に都内であったライブで復帰した。障害者スポーツ(パラスポーツ)への挑戦に意欲を示し、十月に県内で開催される全国障害者スポーツ大会(障スポ)の開会式への参加が決まっている。

 試合前には、ともに敦賀気比高出身でオリックスの吉田正尚外野手=鯖江ボーイズ出身=と山田修義投手が、サイン入りユニホームを猪狩さんに手渡して激励。始球式では、猪狩さんが車いすに乗ってボールをマウンドに届けた。牧野市長が投じたボールは、ワンバウンドで捕手のミットに収まった。

 始球式後、猪狩さんは「仮面女子として車いすで頑張る姿を見せられたので、一人でも元気をもらってくれたらうれしい」とし、障スポに向け「私もパラスポーツに挑戦したいので、いろんな競技を見てみたい。車いすに乗っていてもいろんなことに挑戦できる、同じような境遇の人に一緒に頑張りましょう、と伝えて盛り上げたい」と話した。

 「めがねのまちさばえDAY」は、関西から鯖江市に観光客を呼びこもうと、昨年に続いて開催。九月一日の同カードも「さばえDAY」で、鯖江市長杯で優勝した「立待ソルジャーズ」の選手が始球式を務める。同市内の小学生十三人が「ちびっ子記者」として取材し、市の広報誌づくりに携わる。

 (豊田直也)

 

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