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地蔵菩薩のさい銭10万円を社協に 小浜の岡見さんが管理

地蔵盆に合わせてさい銭を寄付することを決めた岡見さんとお堂=小浜市甲ケ崎で

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 道端の地蔵をお祭りする地蔵盆が若狭地方であった二十三日、地蔵に参拝する地域の人たちのさい銭をこつこつためて管理してきた小浜市甲ケ崎、岡見昇さん(75)が、十万円の浄財として市社会福祉協議会に寄付することを決め、この日、お参りしてくれた人たちに報告した。

 岡見さんは二〇〇〇年に現在地に引っ越し、道路脇に放置してあった地蔵をまつったという。高さは二十センチほど。地蔵盆には毎年お祭りし、周辺の草刈りも続けている。

 いつの頃からかさい銭が供えられるようになり、一〇年にはその浄財で小さなお堂を設けた。一円、十円の硬貨から千円札まで、その後もさい銭が続いたため通帳を作って管理。一四年九月に初めて市社協に十万円を贈った。

 今回は同年以降に寄せられた蓄えを寄付することに。この日も二本の竹のササに五色旗や「南無地蔵菩薩(ぼさつ)」ののぼり旗で装飾。お堂内には近所の人たちが供えただんご、ご飯、煮物、酢の物、花が供えられた。

 岡見さんは「私はお地蔵さまの使いとして社協に行くだけ。参ってほしい、と言ったことはないし、お地蔵さまの前で手を合わせてくれる人もほとんど知らない。いわば自然体で福祉の方へお金を回せるのがうれしい」と話し、参拝してくれる人たちにあらためて感謝している。

 (池上浩幸)

 

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