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新幹線建設資材の生コン不足 県外から調達、プラント新設も検討

 二〇二三年春開業予定の北陸新幹線金沢−敦賀間で建設資材の生コンクリート不足が懸念される問題で、県が、県外からの骨材調達や製造プラントの新設などを検討していることが分かった。西川一誠知事が二十三日の定例会見で明らかにし、対策が実現できれば「(問題は)解決する見込み」と述べた。

 生コンは高架橋建設などに用いられる。県内では一八〜二〇年度に百七十万立方メートルが必要と見込まれる。他の公共工事や民間工事もあり、現状では安定供給が難しいという。どの程度不足するかは鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が精査中。

 県内区間の工事は、これから来年度にかけてピークを迎える。西川知事は、骨材調達について「陸上あるいは海からやってもいいのかもしれない。業界と協議しながら遅れないようにやりたい」と語った。

 生コンは、品質を保つため日本工業規格(JIS)で、製造から打設終了まで九十分以内と定められている。

 県と鉄道・運輸機構などは、建設現場から適当な距離に生コンプラントの仮設を検討。生コンを運ぶミキサー車は、元請けのJV(共同企業体)を通じ県外から確保できないか探っている。

 県は六月以降、庁内の関係部局と機構で会議を開き、対応を協議している。

 (山本洋児)

 

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