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<レジェンドを訪ねて 夢のベストナイン> (2)天谷宗一郎さん

サインボールを手にする天谷さん=広島県廿日市市で

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 本紙の「福井県・夢の高校野球ベストナイン」でベスト右翼手に選ばれた天谷宗一郎さん(34)。走攻守に活躍した「北陸のイチロー」は、広島カープに進んでからも高校時代に培った「克己心」を胸に、活躍を続けている。

 (聞き手・鈴木啓太)

 −野球を始めたのは。

 小学三年生のときに同級生の友だちに誘われて、スポーツ少年団に入った。もともと水泳をやっていたが、野球はチームプレーがすごく楽しかった。友だちと一緒にやれたこともあったと思う。

 −福井商時代、記憶に残っているプレーは。

 ワンプレーを挙げるのは難しいが、甲子園が一番、楽しかった。二年の夏に初めて出たが、本当に緊張でフワフワしたのは覚えている。あれだけ大きなグラウンドになると、それだけで雰囲気に飲まれる。それがあったから、(二回目の)春の選抜は普通の状態で入ることができた。雰囲気を知っていたことは良かったと思う。

 −最後の夏にも出場した。

 前橋工(群馬)との試合。チャンスで打席が回って来て、見逃し三振。選球眼には自信があったし、自信を持って見逃したボールだった。振っていれば、違う展開になっていたかなと思う。ただ、あれは絶対にボールだった(笑)

 −プロを目指したのは。

 漠然とは思っていたが、本格的に思い始めたのは、春の甲子園で活躍できてから。新聞にスカウトの評価が載るのを見て、プロにいけるのではないかと思った。

 −高校時代に学んだことは。

 克己心。北野(尚文)監督に教えていただいた。今でも心の片隅に置きながら野球をしている。今も、心が折れそうな時、何とか自分を奮い立たせて頑張ろうと思っている。

 −高校球児に伝えたいことは。

 「自分一人で野球ができているんじゃないよ」と早く気づいてほしい。両親や監督への感謝は当たり前なので、ベンチに入れていないメンバーにもしっかり感謝してほしい。

 <あまや・そういちろう> 1983年11月生まれ。鯖江市中央中から福井商へ。2000年夏から3季連続で甲子園に出場。01年のドラフト9巡目で広島入りした。1軍での成績は04〜17年に843試合に出場し、1931打数493安打。

 

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