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あわら温泉の女将らに特別賞 地域の宿づくり賞

表彰を受けた山口会長(右から2人目)ら=福岡市のヒルトン福岡シーホークで

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 あわら市の温泉旅館13軒のおかみらによる「あわら温泉女将(おかみ)の会」が、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の「人に優しい地域の宿づくり賞」で、特別賞に輝いた。おもてなしの心を形にした純米吟醸酒「女将」をシンボルに、温泉街のPRや誘客に一体となって取り組む姿勢が評価された。

 今年は全国の旅館や組合などから計23件のエントリーがあり、女将の会は最優秀賞の厚生労働大臣賞などに次ぐ「観光経済新聞社社長賞」。表彰式は6日の全旅連全国大会の席上であり、山口由紀会長ら5人が出席し、賞状を受け取った。

 全旅連は受賞理由を「おもてなしを『酒』という形にし、ここまで積極的かつ一丸となって活動している事例は他にない」と説明する。女将造りは北陸新幹線の県内延伸に向けたおもてなし向上作戦の一環として始まり、今年で5年目。酒米の田植えや収穫、酒の仕込みなどの各工程に参加し、「きき酒師」の資格を生かして福井の食と合わせた味わい方を提案してきた。

 山口会長は「メンバーで積み重ねてきた活動が評価され、うれしい。全国、世界に『女将』を発信し、誘客につなげたい」と声を弾ませた。酒まんじゅうやかす漬けなど地元商店や農業者とコラボした6次化にも取り組み、近く動画でのPRや女将カクテルの提供も始める。今季は720ミリリットルで辛口4000本、甘口1000本を販売予定で、醸造量は当初の2.5倍に増えた。

 (北原愛)

 

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