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「イコカ」県内9月15日導入 JR西方針

 JR北陸線の県内各駅で導入されるICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」について、JR西日本は九月十五日に利用を始める方針を固め、関係者に伝えた。福井国体(九月二十九日開幕)を前に、各駅は自動改札に切り替わり、一枚のカードで県内を往来できるようになる。

 北陸では、ともに並行在来線の富山県の「あいの風とやま鉄道」や石川県の「IRいしかわ鉄道」、北陸線大聖寺−金沢間などで既に導入され、福井県内は空白エリアとなっている。新たな導入区間は、滋賀県境付近の新疋田(敦賀市)−牛ノ谷(あわら市)の十九駅。

 関係者によると、自動改札機の種類は福井、敦賀両駅が切符も通せる一般型、残りがICカード乗車券のみ使える簡易型になる見込み。JR西は昨年一月末、西川一誠知事に今夏の導入を報告し、準備を進めている。

 イコカは事前にカードに入金すれば、自動改札機にかざすだけで運賃が精算される。駅構内の商業施設や全国チェーンのコンビニなどでも利用できる。発行は千円以上で、入金は駅などで可能。越美北線と小浜線では使えない。

 県は地域鉄道やバスなど、他の公共交通機関への導入も各事業者と検討している。ただ初期投資や維持管理に多額の費用が必要のため、導入の見通しは立っていない。

 ICカード乗車券の導入を巡っては、県が二〇一五年度から、福井国体までの実現を要望していた。イコカの発行枚数は現在、千六百万枚超。JR東日本が発行する「Suica(スイカ)」など、全国各地の交通系ICカードとも互換性がある。

 (山本洋児)

 

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