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福井

道路復旧、物流正常化へ 生活道路の除雪が課題

 国道8号で発生していた車の立ち往生が九日未明、解消した。交通の大動脈が復旧し、物流は正常化に向かいつつある。九日の県内は高気圧に覆われて晴れ、幹線道路や事業所、民家などの除雪が急ピッチで進められた。

 福井地方気象台によると、九日午後六時現在の積雪は福井一一五センチ、越前市武生八七センチ、大野一二四センチ、敦賀三五センチと、いずれも減っている。十日は雨が降る見通しで、気象台は落雪などに注意するよう呼び掛けている。

 立ち往生の解消を受け、国土交通省福井河川国道事務所は九日午前五時、通行規制を解除した。

 ただ福井市内を中心に、路面の圧雪や道幅の狭い区間が残り、渋滞が発生した。

 中部縦貫自動車道永平寺大野道路は九日、上志比−勝山インターチェンジ間の除雪が終わり、通行止めが解除された。同事務所は十日中に全通させる方針を示している。

 除雪は住宅街などの生活道路までは行き届いていない。あちこちに雪の壁ができ、排雪場所がないケースもある。

 鉄道各社は九日、運行再開の動きを加速させた。JR西日本は特急の「サンダーバード」と「しらさぎ」を通常の半分ほどの本数にして走らせた。えちぜん鉄道は午後、三国芦原線の福井−新田塚間で運転を再開した。

 県災害対策本部によると、今回の大雪による人的被害は死者三人、重傷十一人、軽傷十七人。建物の被害は住宅や倉庫など二十一件となっている。

 県は九日、福井、あわら、坂井の三市に適用していた災害救助法の範囲を大野市と勝山市、鯖江市、永平寺町、越前町に拡大した。 

 (山本洋児)

 

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