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古民家再生、宿“2号店”開業へ 小浜・おばま観光局

3月のオープンを目指して改修工事が進む町家=小浜市大宮で

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 小浜市のおばま観光局は、古民家再生プロジェクトとして、国の重要伝統的建造物群保存地区の同市大宮の町家を、貸し切りの宿に改修する工事を進めている。宿の名前は「丹後街道たにぐち」。三月末の開業を目指す。

 昨年三月に同様の宿「三丁町ながた」をオープンしており、「たにぐち」は“二号店”という位置付けだ。料亭の風情を残して改修した「ながた」に対し、「たにぐち」は表の玄関から裏口に通じる土間「通り庭」や途中の中庭を整備するのが目玉。二つの宿の特異性を強調することによって「ホテルや旅館とは違う宿泊で小浜を深く知ってもらいたい」としている。

 工事が進む町家は一九二九(昭和四)年の民家。観光局が家主から借り受け、三つの和室を客室に改め、トイレや風呂も見直す。

 一号店の「ながた」の初年度の利用は八十組三百人。家族連れやグループの利用客が中心で、古民家の畳の上に布団を広げて宿泊する旅のスタイルが受けたという。「たにぐち」でもグループなど団体客の利用を見込む。

 周辺は景観を生かしたカフェや画廊のオープンが続いている地域。八百万円の改修費用のうち、百万円をインターネットで集めるクラウドファンディングを採用し、その支援金で宿のデザイン性を高める。

 観光局は「間口が狭く、奥に長い京町家に近い構造」と特徴を話し、魅力発信に努めている。

 (池上浩幸)

 

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