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県クラブ対抗スキー開幕

 スキーの国民体育大会や全日本選手権の予選会を兼ねた第七十二回県クラブ対抗スキー大会(中日新聞社、日刊県民福井後援)は十三日、大野市の九頭竜スキー場などで開幕した。一本勝負で二戦を行った大回転では、成年男子Aが宮崎円選手(県体育協会、スカイムース)、成年女子Aは吉川佳菜選手(越前市連)が二戦とも優勝。距離フリーは、成年男子A10キロが宇田彬人選手(早稲田大、勝山市連)、成年女子A5キロは貞光和選手(勝山市連)が頂点に立った。

◆国体で優勝を 成年男子B・山本選手

ターンで攻める山本選手=大野市の九頭竜スキー場で

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 競技者として諦め切れない思いがある。地元開催となる福井国体の成績に関わる今年の冬季国体への出場だ。「指導者一本に専念したかったけれど、もうちょっと競技をやろうかなって」。成年男子B大回転で、二戦とも優勝した山本幸臣選手(和泉中教員)はレース後、ホッとした表情を浮かべた。

 新雪が積もるコースの中、一戦目でただ一人43秒台をマークすると、二戦目は二位に1秒差をつける43秒02をたたき出した。「大きなミスもせず、無難に二本ともこなせた」。圧倒的な強さを見せたものの、おごりはない。

 安定した滑りを支えたのは「ターンに入るタイミングを仕上げることができた」から。ターンの始動で体から動くくせがあり、ロスを生んでいたが、十二月末の北海道遠征で修正し、ターンのタイミングを体に覚え込ませた。

 県内で教職に就いて五年目。職場では競技の指導もし、自分の練習時間は極端に減ったが、今年に懸ける思いは強い。一方で指導者としての自覚も持ち「中学生の前では中学生に合ったトレーニングを見せなきゃ」と、あえて仕事後に走り込みやトレーニングをして体をいじめた。

 二十八歳になった。二月の冬季国体を競技人生の一区切りにする。目標は大きく優勝。そして「もし出場できたら、子どもたちが参考にできる滑りを見せたい」と笑った。

 (谷出知謙)

 

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