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列車運休、北陸道通行止め 県内各地、大雪影響

駅員から在来線を使った代替手段などを説明する紙を受け取る利用客ら=福井市のJR福井駅で

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 断続的に続く雪の影響で、十二日の県内は列車の運休や高速道路の通行止めが相次ぎ、大きく乱れた。JR北陸線は特急が早朝から計四十本以上運休。北陸自動車道は鯖江インターチェンジ(IC)以北が通行止めとなった。

 JR西日本は、大雪のため午前六時台から午後三時まで特急の「サンダーバード」と「しらさぎ」の大半を運休させた。上下線で計四十四本が運転を取りやめ、最大で約三時間二十分の遅れが出た。普通列車も北陸線で一部の運転を取りやめ、上下線合わせて十二本が運休。越美北線も午前十時すぎから上下線で運転を見合わせ、午後五時四十分現在で計十一本が運休した。

 福井鉄道では午前七時半ごろ田原町駅行きの列車が雪のため一つ手前の仁愛女子高校駅で立ち往生。除雪に向かった車両も雪で脱輪し、赤十字前−田原町間の運転を見合わせた。午後六時現在、運転再開の見通しは立っていない。

 中日本高速道路によると、県内の北陸自動車道は午前九時半から丸岡IC以北が上下線で通行止めとなり、昼前後に鯖江ICまで拡大。上下線とも午後七時にいったん解除されたが、三十分後に丸岡IC以北の上下線が再び通行止めとなった。

 早朝から鉄道の運休が相次いだことで、通勤通学などにも影響が出た。JR福井駅では、改札前に人だかりができ、駅員が在来線を使った代替手段などを印刷して配るなど対応に追われた。

 坂井市からの通勤で普段は福井駅を利用する県庁職員の男性(44)は「通勤に三時間かかった」とうんざりした様子。電車が動いていなかったため、午前六時五十分ごろJR丸岡駅からマイカーで県庁に向かったが、渋滞に巻き込まれ、到着したのは始業から一時間以上過ぎた同九時五十分ごろ。「早く出たつもりだったのに。疲れた」と話した。

 午後一時すぎ、坂井市の自宅に帰宅しようと福井駅に来た高志中学校三年の越元慶多さん(15)は「せっかく早く家に帰れるところだったのに。親に迎えに来てもらわないと」。東京から出張で来ていた会社員上島淳さん(45)は「午後は予定がないので良かった。仕事があったらと考えるとぞっとする」と胸をなで下ろし、「在来線を乗り継いで米原駅まで頑張って出ます」と話した。

 (小川祥、尾嶋隆宏)

 

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