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県内初のミサイル避難訓練 219小中校で

窓から離れた場所に避難し、うずくまる生徒たち=福井市光陽中で

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 北朝鮮からの弾道ミサイル発射を想定した避難訓練が十四日、県内でも各地の公立小中学校などであった。県危機対策防災課によると、ミサイル発射を想定した避難訓練は県内で初めて。国や県、市町、消防など三十七機関が参加。各市町が全国瞬時警報システム(Jアラート)のミサイル用の警報音を初めて屋外スピーカーから一斉に流し、児童生徒らが爆風や破片に備えて身を隠した。

 訓練は午前十一時三分から始まった。各市町のJアラートが起動し、「ミサイル発射。建物の中または地下に避難してください」という音声とともに、低い警報音を流した。同八分に「中部地方から太平洋へ通過した模様です」というアナウンスが流れるまで警戒を続けた。

 避難訓練は、十七市町の二百十九小中学校で行われた。このうち福井市光陽中では、校外学習に出掛けた二年生を除く生徒三百人が参加。教室にいた生徒は窓のない渡り廊下や階段に移動する一方、体育館にいた生徒も壁際に集まって全員で身を低くした。

 三年の森国琢人さん(15)は「ミサイル攻撃が身近に迫っていることを感じた」と話した。同校の訓練を視察した内閣官房の末永洋之参事官は「(ミサイルの通過や着弾まで)避難に使える時間は五分ほど。発射がどういう方法で伝達され、どういう行動を取ったらよいのかを知ってもらえたと思う」と述べた。一方、県庁では職員ら七十人が初動対応訓練を実施。総合防災センターに集まり、市町や電力、鉄道といった各機関に被害状況などを確認した。

 (尾嶋隆宏、鈴木啓太)

 

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