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蛇腹式の配管、耐久性を確認 原子力機構など

実際の耐久性が実験によって初めて確認された蛇腹式配管(日本原子力研究開発機構提供)

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 日本原子力研究開発機構と福井大は十日、原発の原子炉格納容器に接続されている蛇腹式の配管について、実際の耐久性を実験で確認できたと発表した。破損が生じるのは、設計値の十倍の圧力からと判明。初めて得られた知見だといい、米国機械学会主催の国際会議で優秀論文賞を受賞した。

 蛇腹式の配管は、水などを通す冷却用配管を包み込むように、格納容器の壁面に取り付けられている。蛇腹部分のたわみは気密性維持や内圧の吸収などに役立つ。ほとんどの原発や、別の工業施設でも採用されている。

 設計上の耐久圧力は分かっていたものの、実験で確認されたことはなかったという。機構と福井大が二〇一三年から蛇腹式配管十一体を使い、破損に至るまで水を押し込む実験をした結果、設計値の十〜二十五倍に圧力が高まると、耐えられずに壊れると分かった。

 機構の安藤勝訓(まさのり)研究員(39)は「設計値よりかなりの余裕がある」と説明。「原発の過酷事故時に(原発全体の)どの部分の対処を優先していくべきかの判断材料になれば」と話した。

 (尾嶋隆宏)

 

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