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ノーベル賞・天野教授、敦賀で講演

自身の少年時代などを語る天野教授=敦賀市総合運動公園体育館で

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 青色発光ダイオード(LED)を開発してノーベル物理学賞を受賞した名古屋大教授の天野浩さん(57)が九日、敦賀市総合運動公園体育館で講演した。自身の研究生活を振り返り「熱中できる力、諦めないことが大切」と訪れた子どもたちに伝えた。

 天野さんは小学生の頃、漫画の空想の表現にも疑問を持ち、なぜそうなるのかを考えていたという。高校生で数学が好きになり、一つの問題を解くために三日間悩んだこともあり「独力で解くことの快感を味わえた」と回想した。

 進学した名古屋大工学部で受けた講義では「工学は人と人とをつなぐ学問」だと教えられ、誰かの役に立つ学問だと感じたことを話した。

 二十一歳で青色LEDの研究を始め、五十四歳でノーベル賞を受賞。「未来を決めるのは自分自身。自分で考えて行動して」と呼び掛けた。

 講演は市制八十周年記念事業として企画され、市内十三校の児童ら千五百人が耳を傾けた。中央小五年、中村樹君(11)は「最後まで研究をやり通したのがすごい。将来は研究者もいいと思った」と話した。

 (米田怜央)

 

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