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夜道ではハイビームを 交通弱者の死亡事故、大部分が不使用

旗を掲げて運転手らに交通事故ゼロを呼び掛ける署員ら=福井市の幾久交差点で

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 年末に向け、県警は一日から「交通死亡事故STOP作戦」と銘打った啓発活動を県内各地で始める。年末に向けて日没が早くなると、視界が悪化することから交通事故による死者が増える傾向にあり、昨年は十一、十二月の二カ月で年間全体の三割に当たる十五人が亡くなった。県警は車の運転時にはハイビームを積極的に活用するよう呼び掛けている。

 県内での今年の交通事故の死者数は十月三十日時点で、昨年同期と同数の三十六人。昨年は七割を占めていた高齢者の死者は十七人と半数以下に減った一方、高齢者が歩行中や自転車運転中に車などにはねられて死亡する事故は十一件発生。このうち八件は夜間に起きた。

 全国で夜間に発生した車と歩行者の死亡事故でほとんどの車両がロービームだったことを受け、国家公安委員会は昨年十月、運転免許取得時などの講習で使う「交通の方法に関する教則」を一部改正。市街地や対向車などがいる場合を除き、夜間はハイビームを積極的に活用するよう明記した。

 県警交通企画課の担当者は「ハイビームにすることで見える距離が倍近く変わる。夜間の歩行者を早めに発見するためにもハイビームを心掛けて」と話す。

 県警の啓発活動開始に先立ち、福井署や福井交通安全協会は三十一日夕、福井市二の宮二の幾久交差点など市内十カ所で広報活動を実施。参加した署員らは「交通事故ゼロ」と書かれた旗を掲げ、帰宅途中の運転手らに安全運転をアピールした。

 (小川祥)

 

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