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金津、創部以来初V 北信越高校野球県大会

創部以来初めての県大会優勝を果たした金津=福井市の県営球場で

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◆金津8−6坂井

 第百三十九回北信越地区高校野球県大会は二十四日、福井市福町の県営球場で決勝と3位決定戦を行い、金津がシードの坂井を破り、創部以来初めて県大会で優勝した。

 3位決定戦では、福井工大福井が北陸に快勝した。四強入りした金津、坂井、福井工大福井、北陸は、十月に県内で開かれる北信越地区大会に県代表として出場する。

◆延長戦、本塁打で勝ち越し

 中盤から追い上げた金津が延長十回に高桑の左越え2点本塁打で勝ち越し、シードの坂井を撃破した。

 金津は2点を追う七回、1死満塁から、敵失と田中の内野安打で追い付いた。

 坂井は三回に石川の左越え3点本塁打で先制。しかし同点とされた七回以降、九回まで毎回走者を出しながら後続を断たれ、勝ち越せなかった。

◆必勝リレーつながる

 強豪校を次々と破り、最後は夏の王者を撃破した。創部以来初の決勝の舞台に臨んだ金津は、今大会の戦いぶりを象徴するような厳しい試合を逆転で制し、斎藤滋(しげる)監督は「みんなでカバーし合い、みんなでつかんだ優勝だった」と選手をたたえた。

 決勝でも球威のある斉川隼大投手を先発にし、緩急を駆使する田中彰馬投手につなぐ必勝リレーで臨んだ。斉川投手が予想以上に早い三回に捕まり5失点。この回途中から登板した田中投手が、5回三分の一を1失点に抑え流れを呼び込んだ。

 抑える要因となったのは相手の狙いを読む冷静な判断。5失点の場面で、コーナーを突く球を相手打線が狙っていることに指揮官は気付いた。「真ん中に球を集めろ」。ボールとストライクが際立つ配球にし、投手は思い切り腕を振ることだけを心掛けた。

 1点差とした五回、相手マウンドに嶋田勘人投手が立つと、指揮官は「八月の試合では、内角高めに投げられて打てなかった。内角をつぶすためにもバッターボックスぎりぎりに立て」。打線は引っ張ることを心掛け延長十回でけりをつけた。

 苦しい試合を何度も逆転して上り詰めた頂点。「自分たちの野球をやり切っただけです」。斎藤監督は試合後、涙を浮かべて喜びをかみしめた。

 (谷出知謙)

 

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