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高齢運転者の事故防げ 県と県警、自動ブレーキなど体験会

自動ブレーキ搭載の車でパネルに突っ込み、衝突回避機能を体験する参加者=福井市上北野1の福井自動車学校で

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 多発する高齢運転者の交通事故を減らそうと、自動ブレーキなどが付いた先進安全自動車(ASV)の体験会が18日、福井市上北野1の福井自動車学校で県内で初めて開かれた。

 県と県警の主催。福井市を中心に、年配の交通安全指導員や交通安全協会員ら三十人ほどが参加した。

 ASVは、フロントガラスに付いた車載カメラなどで、前にある人や物を感知して、自動でブレーキをかける機能や、アクセルとブレーキの踏み間違い防止機能など最先端の安全システムを搭載した自動車。体験会には、福井ダイハツ販売(福井市浅水町)が協力し、軽乗用のASVを貸し出した。

 参加者は、同社担当者から、自動ブレーキで衝突を避けられるのは時速約三十キロまでで雪の日などは作動しないことがあることや「あくまでも運転の安全補助機能で、作動させない運転が一番」との説明を聞いた後、自動ブレーキ装置の付いた軽乗用車に試乗。信号待ちで前に止まっている車を想定したパネルに向けて時速約二十キロで突っ込み、自動ブレーキが作動することを体験した。

 高齢者交通安全指導員の高村治男さん(75)=福井市城東一=は「最初は止まるか半信半疑だったが、しっかり止まった。天候などによっては作動しないこともあるというので、過信しないようにしないと」と話した。

 県警交通企画課によると、県内で昨年一年間に起きた交通死亡事故四十九件のうち、高齢運転者の過失が大きかった事故は十四件。同課担当者は「ASVにより、高齢運転者が引き起こす事故を未然に防ぎ、また、反応が遅くなる高齢者の被害を軽減できる場合がある。車を買い替える際は候補に入れてみて」と呼び掛けた。

 (小川祥)

 

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