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多賀谷家の書状など展示 福井・郷土歴史博物館

県内初公開の多賀谷家の書状などが並ぶ会場=福井市立郷土歴史博物館で

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 初代福井藩主・結城秀康と二代松平忠直に仕え、現在のあわら市周辺を治めた重臣・多賀谷左近三経(みつつね)(一五七八〜一六〇七年)と嫡子泰経(やすつね)を紹介する展示が、福井市立郷土歴史博物館で開かれている。

 多賀谷家の末裔(まつえい)が二年前に同館に寄託し、県内では初公開となる書状やびょうぶ、絵図など計三十一点を展示した。

 多賀谷家は常陸国下妻城(現・茨城県下妻市)主として隣接の下総国結城地方を統治した結城家に仕えたが、北関東の別勢力、佐竹氏にも同時に仕えるなど関係は複雑だった。結城秀康の越前入国に従った三経は、加賀藩との国境防御を任されるなど重用された。

 秀康と三経は一六〇七(慶長十二)年に相次いで死亡。松平忠直と泰経は三歳差と年が近く、今回展示している書状からは二人が頻繁に連絡を取り合っていたことが分かる。

 担当の印牧信明学芸員は「粗暴な性格で知られる忠直だが、家臣にも好き嫌いがあったようだ」と話す。

 七月十八日まで。入場料(高校生以上)は二百十円。

 (梶山佑)

 

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