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山車人形、勇ましく 三国祭前に渡り初め

「大谷吉継」を引く岩崎区の区民ら=坂井市三国町で

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 北陸三大祭の一つ「三国祭」(十九〜二十一日)を前に、山車の渡り初めが十三日、坂井市三国町の各地区であった。地元住民に山車人形の勇姿を披露するとともに、市街地を巡行する二十日に向け、山車のかじ取りや、太鼓や笛などの演奏を予行練習。威勢のよい掛け声や子どもばやしの音色が祭り本番間近を告げた。

 今年の奉納山車は岩崎区「大谷吉継」、中元区「竹抜五郎」、三国祭保存振興会「徳川家康」、滝本区「加藤清正」、上ハ町「忍者児雷也」、下台区「柴田勝家」。午前中の雨の影響を考慮して上ハ町は十四日午前九時半に延期し、この日は五基が実施した。

 岩崎区では六十人が引き手として参加。子どもたちの「エーイ、ヤー」の掛け声と太鼓の音色に誘われて顔を出したお年寄りらが、大谷吉継の勇壮な姿に歓声を上げていた。

 同区は一九八一(昭和五十六)年から自主制作に取り組み、今回で十三基目。昨年七月に青年会と婦人会を中心に十人ほどで作業を始め、二月下旬に完成した。大谷吉継のトレードマークである白頭巾にこだわり、発泡スチロールで形を作って白布をかぶせた。

 青年会長の新家徹さん(29)は「先輩たちに教わってようやく完成した。僕らの世代で祭りを盛り上げたい」と意気込む。区長の佐藤和幸さん(68)は最初に自主制作した時の青年会長。「若い世代が伝統を受け継いでほしい」と頑張りを期待した。

 (北原愛)

 

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