トップ > 福井 > 4月16日の記事一覧 > 記事

ここから本文

福井

アオッサ来館者数が初の200万人突破 昨年度、ハピリン効果大きく

 福井市のアオッサの年間来館者数が、二〇〇七年四月の開館から十年目で初めて、目標としていた二百万人を達成した。管理事務所によると、十六年度の来館者数は二百九万二千二百七十四人。節目の大台突破ながら、依然として空きテナントがあり、出店者や利用者からは一層の魅力アップを求める声も上がっている。

 アオッサは一〜三階が商業施設、四階以上が市と県の関連施設で構成。開館初年度は目新しさもあり、百九十七万人余りが来館したが、その後は漸減し、一一年度には百五十五万人余りにまで落ち込んだ。しかし、市などによる中心市街地活性化に向けたイベントが盛んになってきた三年ほど前から、来館者数が盛り返し、福井駅西口に昨春開業したハピリン効果もあって、一六年度は初の二百万人超えとなった。

 来館者が伸びてきた半面、商業施設は空き店舗が目立つ。特に三階部分は、当初十店以上あった飲食店が、現在は四店のみ。飲食店以外を含めても入居は六店にとどまる。開館当初から三階で飲食店を経営する男性(60)は、駅に近い立地の良さを強調しつつ「遊びに来るものがない」とも。バレエ教室の森岡久美代表(35)は「駐車場が少ないのが難点」と指摘する。

 一方で新しい芽も。二階には近年、英会話スクールや学習塾、資格取得や福祉関係の専門学校が相次いで開校。ある関係者は「駅前で人が集まりやすく通学しやすい」と理由を明かす。

 アオッサの管理事務所も、手をこまねいていたわけではない。毎月第四日曜日には、県内名産品を販売するアオッサ市を開催。クリスマスや七夕イベントを開くなど集客に努めてきた。

 管理事務所関係者は「飽きさせず、次も足を運んでもらえる施設や店が必要。集客できるよう魅力を出していきたい」と意欲。今春HPをリニューアルし、これまで以上に情報発信にも力を入れている。

 (清兼千鶴)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索