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ロボット掃除機、ストーブを押す 引火火災発生、注意を

ソファに向かって電気ストーブを押して動かすロボット掃除機=東京消防庁提供

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 自動運転中のロボット掃除機がストーブを動かし、ソファなどに引火する火事が東京都内で昨年十二月から二件あり、東京消防庁が注意を呼び掛けている。

 昨年十二月、マンションの一室で、電気ストーブがソファに触れ、出火した。火災報知機が鳴り、室内にいた住人が一一九番。消防隊員が火を消し止めた。

 出火当時、ロボット掃除機が自動運転中だった。ロボット掃除機に押された電気ストーブが、ソファの近くまで移動し、引火したと、同庁はみている。

 今月、別のマンション一室から出火したケースは、住人が外出中だった。机や床など約二十平方メートルが焼け、机の下にあった電気ストーブの位置が変わっていた。住人は外出中にロボット掃除機が作動するようタイマーを設定しており、同庁はロボット掃除機に押されたとみている。いずれも死傷者はいなかった。

 これらの火災を受け、東京消防庁が検証実験をしたところ、軽いストーブは、床が滑りやすければ、ロボット掃除機に押されて移動することが分かった。電気ストーブのコードが掃除機に絡まり、ストーブが引っ張られて動く危険性があることも確認された。

 同庁広報課の担当者は「人工知能(AI)で動くロボット掃除機が普及しており、取扱説明書の注意点を守って使用してほしい」と強調。ロボット掃除機を使う際には、電気ストーブのコードを抜くなどの対策をとるよう呼び掛けている。

 

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