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豊田と本巣、ウイルス不一致 豚コレラ

 家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染が拡大した問題で、農林水産省は八日、愛知県豊田市と岐阜県本巣市の養豚場で確認されたウイルスの遺伝子が一部異なっていたことを明らかにし、「現時点で感染経路の特定は難しい」との見解を示した。同省の疫学調査チームは現地調査をひとまず終え、愛知県田原市の養豚場で見つかったウイルスなども分析、感染経路の解明を進める。

 同省によると、豊田市のウイルスは、昨年十二月までに岐阜市などで見つかったものと同じだった。一方、一月末に岐阜県各務原市と出荷先の本巣市の養豚場で見つかったウイルスは、ともに一部が変異していた。

 田原市と本巣市の養豚場には、同じ飼料会社のトラックが出入りしていた。田原市の養豚場は豊田市で繁殖した子豚を育てており、人や車の行き来がある。同省は、ウイルスが本巣市から田原市を経由して豊田市に運ばれた可能性もあるとみていたが、同省の担当者は「感染が広がる中で変異したウイルスが元に戻ることはあり得ない。感染ルートの特定は大きな壁にぶつかった」と説明。本巣市から豊田市の養豚場への感染を否定した。

 豊田市の養豚場は、岐阜県内の感染確認地点やイノシシが生息する山から離れている。同省は人や車がウイルスを運んだ可能性が高いとみて、感染が発覚した岐阜県内の別の飼育施設と豊田市の養豚場との間で飼料運搬のトラックの行き来がなかったか調べる。

 

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