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トヨタ、自社工場で生産 ダイハツ開発の東南ア小型車

 トヨタ自動車はインドネシアとタイで二〇二一〜二二年にかけ、子会社のダイハツ工業が設計・開発する新型車の生産を相次いで始め、トヨタブランドで販売する。低価格帯の小型車づくりでノウハウを蓄積してきたダイハツに車両の開発を任せることで、成長が見込まれる新興国市場向けの車種拡充を急ぐ。

 トヨタはインドネシアのジャカルタ近郊にあるカラワン工場で、二一年ごろからダイハツが新たに開発するスポーツタイプ多目的車(SUV)の生産に乗り出すことを検討。規模は年十万台程度とみられる。

 タイの既存の工場では二二年ごろ、ダイハツが新規開発するセダンとハッチバックの生産を始めることを計画。いずれも小型タイプで、生産規模は年計二十万台程度で調整している。

 トヨタは〇四年以降、新興国向けの戦略車「IMV」を投入したが、車種は大型車が中心だった。一方で、新興国では新たに車を購入する層が増え、安価な小型車の人気が根強い。このため、インドネシアやマレーシアでトップクラスのシェアを誇るダイハツが開発する小型車を生産することで、車種の幅を広げる。

 トヨタは一七年一月、ダイハツに新興国向け車両開発を委ねるため、両社にまたがる社内事業体「新興国小型車カンパニー」を発足。すでに、ダイハツがインドネシアで生産している小型SUVをトヨタ車として輸出するなど連携を進めている。今後はトヨタが直接、生産にも乗り出すことで、新興国向け車両開発のダイハツ主導をより鮮明にする。

 

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