トップ > 一面 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

一面

養護施設出身者の大学進学は14% 全国平均の3割以下

 厚生労働省によると、昨年の児童養護施設出身者の大学進学率は14%で、全国平均52%の三割以下にとどまっている。二〇一二〜一六年の五年間、施設出身者の大学進学率は11〜12%で低迷を続けている。

 立教大コミュニティ福祉学部(埼玉県新座市)は一五年度から、入試に合格した施設出身者の四年間の学費を無料にし、年間八十万円の奨学金を給付している。早稲田大も全学部を対象に一七年度から、同様に学費を四年間無料にし、月九万円を給付している。

 青山学院大は一八年度から、施設出身者に限定した推薦入試制度を学部にかかわらず設けたのが特徴。

 合格すると、学費が四年間無料になり、月十万円の奨学金が給付される。試験は高校の成績を重視した書類選考と面接。初年度は全国から約十人が応募し二人が入学。来年度も二人の入学が決まった。

 三木義一学長は、「全国の大学が施設出身者を一人ずつ受け入れれば、六百人ほどの子どもの未来が広がる。日本の大学が一丸となって、取り組んでいくことが理想だ」と話す。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索