トップ > 一面 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

一面

NY株、831ドル安 金利上昇と貿易戦争懸念

 【ワシントン=白石亘】十日のニューヨーク株式市場はダウ工業株三十種平均の下げ幅が八〇〇ドルを超える急落となった。米長期金利の上昇をきっかけに、企業業績が悪化するとの見方から幅広い銘柄に売りが出て、全面安の展開となった。

 ダウの終値は前日比八三一・八三ドル安の二万五五九八・七四ドル。一日の下げ幅としては二月八日(一〇三二ドル安)以来、過去三番目の大きさとなった。ハイテク銘柄が中心のナスダック総合指数も大きく下げ、三一五・九七ポイント安の七四二二・〇五で引けた。

 朝方に発表された堅調な経済指標を受け、米長期金利が一時、3・24%に上昇。金利の負担増が企業収益を圧迫するとの懸念から、これまでの上昇相場を引っ張ってきたアップルやアマゾン・ドット・コムなどハイテク株の割高感が意識され、ナスダックの優良銘柄を中心に売りが止まらない展開となった。

 また米中の貿易戦争も引き続き相場の重しとなり、投資家がリスクを避ける姿勢を強め、景気に敏感とされる機械などの幅広い業種に売りが出た。さらに、欧州では独BMWなど貿易戦争を理由に業績見通しを引き下げる企業が相次いでいることも市場心理を冷やした。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索