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<出発進行> えちぜん鉄道(4)

えちぜん鉄道勝山駅の恐竜の像。電車で到着した子どもたちを迎える=福井県勝山市で

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◆ワクワク 太古のロマン

 恐竜「フクイサウルス」の像は高さ三メートル。福井県勝山市のえちぜん鉄道勝山駅前に立つ。県立恐竜博物館に向かう人が降りる駅である。

 勝山とその周辺では一九八八年以降の調査で、恐竜の化石が次々と発見された。フクイサウルスは新種の一つ。恐竜博物館は二〇〇〇年に開館した。全身骨格展示などが人気で一七年度は約八十万人が訪れた。

 福井が「恐竜王国」になる発端の一つは一九八二年、県内の中学生が隣の石川県の山中で黒く光る石を見つけたこと。後に恐竜のキバと判明する。鑑定には、現在の恐竜博物館特別館長東洋一さん(69)も関わった。当時は福井県内の別の博物館の学芸員。「地層がつながる福井でも見つかると県に調査を訴えましたが、こんなに見つかるとは想像しませんでした」と語る。

 勝山駅に大阪府豊中市の福田壮佑(そうすけ)ちゃん(5つ)が降り立った。一年前に友だちから図鑑を借りて以来、恐竜に夢中。フクイサウルスの像に「見たことある」と喜ぶ。母裕美さん(37)の手をぐいぐいと引き、博物館行きバスに乗り込んだ。

 (文・梶山佑、写真・田中久雄)

 

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