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安倍氏、石破氏一騎打ち 自民総裁選告示

 自民党は七日、総裁選を告示し、連続三選を目指す現職の安倍晋三首相(63)と石破茂元幹事長(61)が立候補を届け出た。六年ぶりの選挙戦で、両氏の一騎打ちとなる。週明けから、改憲や、経済政策など五年八カ月の安倍政権の評価を巡る論戦が本格化する。二十日に投開票され、新総裁が選出される。任期は三年間。

 首相と石破氏は七日午後、総裁選の公約をまとめた「所見」を発表した。

 首相は、大規模な金融政策を柱とする「アベノミクス」で経済成長を実現したと実績を強調。今後は人工知能(AI)などで生産性革命を起こし「戦後最大の国内総生産(GDP)六百兆円を実現する」との目標を掲げた。改憲では、九条への自衛隊明記を含む四項目について「次の国会に党として改正案を提出できるよう取り組み、早期発議を目指す」と明記した。

 石破氏は、経済や社会保障など内政の課題を「日本創生戦略(石破ビジョン)」として提示。中小企業や地方経済の潜在力を伸ばして経済成長を実現する「ポストアベノミクス」を進めると訴えた。「検証なき膨張を続ける現行の成長戦略を見直す」と首相との対立軸を鮮明にしている。

 石破氏は所見で改憲に触れていないが、これまで九条改憲の優先度は低いと主張している。

 両氏は二十人の推薦人名簿も提出した。首相陣営は支持を得た五派閥や無派閥議員を網羅。石破陣営は石破派が過半数を占めた。

 北海道での地震を受け、両陣営は七日の出陣式やテレビ出演などを自粛。七〜九日の共同記者会見や党主催演説会などは十日以降に延期された。

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