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北海道内、全295万戸停電

 六日に北海道で発生した地震の影響で、道内全ての約二百九十五万戸が停電し、各地の役所や交通機関のインフラ機能がストップした。北海道電力によると、北海道電の管内全域が停電(ブラックアウト)するのは初めて。

 北海道電は六日午後に砂川火力発電所3号機(砂川市、出力十二万キロワット)を稼働させ、一部地域で電力供給を再開。午後九時現在で約四十八万五千戸が復旧したが、約二百四十六万五千戸で停電は続いている。経産省は全域停電について、北海道電が同社最大の火力、苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所(厚真町、出力計百六十五万キロワット)が一斉に停止する事態を想定していないことが一因だとの見方を示した。経産省は、病院などの自家発電機や給油所への燃料供給を急ぐ。

 政府や北海道電によると、全域停電は苫東厚真の停止により、道内の電力需給バランスが崩れたことで起きた。電力供給の周波数を一定に保てず、他の火力も次々と緊急停止した。

 火力発電所の運転を再開させるには外部からの電源が必要になるため、二十六カ所の水力発電所を運転させた。道内と本州を結ぶ海底ケーブルは電源がないと稼働できず、本州から電力融通を受けることもできなくなっている。苫東厚真は地震で設備が損壊した。

 

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