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淡墨桜の大枝4本折れる 岐阜・本巣の国天然記念物

台風21号の強風で枝が折れた国天然記念物の淡墨桜=5日、岐阜県本巣市で(川柳晶寛撮影)

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満開の淡墨桜=4月

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 台風21号の影響で、岐阜県本巣市の国天然記念物「淡墨桜(うすずみざくら)」の枝が四本折れていたことが分かった。高さ十六メートル、幹回り九・九メートルの巨木で、樹齢千五百年とされ、山梨県北杜市の山高神代桜、福島県三春町の三春滝桜と並んで日本三大桜の一つに数えられている。

 本巣市教委によると、四日午後五時三十分ごろ、市職員が被害を調べるために現地を訪れたところ、直径が二十〜三十センチで、長さ六〜八メートルの枝が四本折れていた。それぞれの枝を支える、支柱四本も倒れていた。

 淡墨桜は、近年は四月上旬から中旬にかけて満開となり、多い日は一日八千人近くの観光客が訪れる名所になっている。

 市教委は、折れた部分の腐食などを懸念し、専門家の指示を仰ぎながら対応を検討する。担当者は「来年の春に元気な花が咲くように、できることをやる」と話した。

 五日午後、淡墨桜の様子を見に来た地元の男性(78)は「こんなに枝が折れるのは伊勢湾台風以来だ」と心配そうに見つめていた。

 

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