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台風21号の死者、11人に 名古屋の74歳男性死亡

 台風21号の突風などによる死傷者は、一夜明けた五日にも新たに判明。警察などへの取材で、台風による死者は大阪、愛知、三重、滋賀の四府県で計十一人となった。

 名古屋市昭和区で四日昼すぎ、路上で倒れ、意識不明の重体だった同区丸屋町、無職島田国男さん(74)は五日未明、搬送先の病院で死亡した。昭和署によると、島田さんの近くに自宅からはがれたとみられるトタン屋根が落ちており、下敷きになった可能性がある。

 愛知県北名古屋市九之坪では四日午後三時すぎ、無職女性(74)が外れそうになった自宅のシャッターを押さえていた際、強風にあおられ転倒した。県警西枇杷島署によると、女性は後頭部を強く打ち、病院に運ばれたが死亡した。

 同県愛西市二子町でも四日午後四時十分ごろ、無職男性(88)が屋外で倒れているのを同居の長男が見つけた。男性は頭の骨を折り、意識不明の重体。台風の強風で飛んできたトタン板が頭に当たった可能性がある。県警津島署によると、男性は自宅向かいにある次男宅の倉庫の様子を見に行ったが戻らず長男が確認に行くと倒れていた。近くに倉庫のトタン板が落ちていた。

 同県大口町小口では同日午後四時ごろ、女性(74)が自宅敷地内の倉庫のトタンを押さえていたところ、強風にあおられ転倒、あばら骨を折る重傷を負った。

◆阪神大震災以降、最大規模の停電 関電管内

 関西電力の岩根茂樹社長は五日、大阪市内で記者会見を開き、台風21号の影響で発生した停電は一九九五年の阪神大震災以降で最大規模だったと述べ、謝罪した。五日午前九時現在、計約五十七万五千戸で電気が通っていない。

 関電によると、福井、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の二府六県で停電が発生。最も多かったのは四日午後九時時点で計約百七十万戸だった。五日午前九時までの延べ停電戸数は約二百十八万戸で、阪神大震災の約二百六十万戸に次ぐ規模だった。

 

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