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一面

敵なし、視線は2年後

 まばゆいフラッシュを浴びた主役の表情は晴れやかだった。女子初のMVPに輝いた池江は「こんなにすてきな賞をいただけたことを光栄に思う。思い入れのある国に戻ってこられてうれしい」と喜んだ。

 八月二十五日に帰国。スポンサーの都合で取りやめになったとされていたMVP表彰が復活するとの連絡が届き、「にやけが止まらなかった」。最終日に合わせて急きょ再渡航し、吉報を受けた。

 「一つでも多く金メダルを取る」と意気込んだ東京五輪の前哨戦で、出場八種目のうち自由形とバタフライの個人四種目、リレー二種目を制した。一大会で金メダル六個は女子と日本選手の最多記録。タフなレースで好成績を残したのは大きな成果だったが「緊張をほぐすため、みんなでしゃべっているのが楽しかった」と十八歳らしい感想を漏らした。

 萩野に続く競泳からの選出に「日本が継続して強くなりつつあることをアジアで知ってもらえた良い機会」と胸を張る。閉会式では旗手として日の丸を手に入場した。次は世界へ。「どんどん世界大会でチャレンジできたらいい」。二年後を見据え、決意を新たにした。

 (ジャカルタ・磯部旭弘)

 

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