トップ > 一面 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

一面

「生きてさえいれば、やり直しきく」 「夜回り先生」水谷修さん

水谷修さん

写真

 子どもたちの相談に乗る「夜回り先生」として知られる教育評論家の水谷修さん(62)は「今の時期に最も大切なのは、子どもを死なせてしまわないこと」だと話す。子ども、保護者へのメッセージを聞いた。

 私は悩んでいる子たちに学校は行かなくてもいいと伝えている。家に引きこもっていてもいい。好きなゲームをやってもいい。大事なのは君の命。とにかく死なないでほしい。生きてさえいれば、これからやり直しは何度でもきくから。

 追い詰められやすい今の時期、親はまず子どもを注視してほしい。夏休み中に昼夜逆転の生活をしていなかったか。友達と遊ばずに過ごしていなかったか。外に出掛けず家にばかりいなかったか。どれかに当てはまるようなら、危ないかもしれない。そうした子は楽しいはずの夏休みに孤立を深めている。

 今、断崖絶壁にいる子をどう救うか。できることは限られるが、親はまず仕事からできるだけ早く家に帰ってほしい。家で子どもと学校以外の話をしてみたり、夕食を一緒に食べに出掛けたりするだけでいい。「大事な存在なんだよ」ということを子どもに感じさせてほしい。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索