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広島土砂災害4年 慰霊祭に防災誓う

広島土砂災害から4年となり、慰霊碑付近に並べられた灯籠に火をともす男性=20日未明、広島市安佐南区で

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 77人が死亡した2014年の広島市の土砂災害から4年の20日、被災地では住民らが犠牲者を悼み、慰霊祭を開いた。今年7月には西日本豪雨が発生し、岡山、広島、愛媛など15府県で226人が死亡。住民らは、防災への思いを新たにしている。

 被災した安佐北、安佐南両区では、各地で住民主催の追悼行事が開かれ、広島市の松井一実市長らが献花した。安佐南区の梅林小では住民ら約百人が参列。広島土砂災害と西日本豪雨の犠牲者に一分間の黙とうをささげた。

 父と姉を亡くした大学一年の木原莉子さん(18)が遺族代表として献花。報道陣の取材に応じた木原さんは「四年前、怖かったことだけ覚えている。土砂災害を忘れないでください」と話した。

 被災一年後の一五年から毎年、広島県と広島市が主催していた追悼式は、同じ時間帯に各所で地域住民による追悼行事が開かれていることなどから、昨年で終了した。

 警察庁などによると、西日本豪雨では広島県内で百十三人が死亡。多くの人が土砂災害警戒区域の中で亡くなったことから、避難を促すタイミングや危険性の周知方法など、住民避難の課題が改めて浮き彫りとなった。広島県は今後、西日本豪雨の被災者らを対象に、避難を決めた頃合いや理由について聞き取り調査を実施し、集まったデータを基に「何が避難行動に結び付くのか」を分析し、減災につなげていく方針だ。

 

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