トップ > 一面 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

一面

「長崎を最後の被爆地に」 国連事務総長が初参列

平和祈念式典で献花する国連のグテレス事務総長=9日午前、長崎市の平和公園で

写真

 国連のグテレス事務総長は九日、長崎市で開かれた原爆犠牲者慰霊平和祈念式典であいさつし「長崎を核の惨禍で苦しんだ地球上最後の場所にしよう」と呼び掛け、核兵器廃絶に取り組む姿勢を強調した。事務総長の長崎の平和式典出席は初めて。

 グテレス氏は、核兵器のない世界を目指して被爆体験を語り続けてきた被爆者を称賛。「(被爆者が)全人類のために上げた声に、耳を傾けなければならない。新たな被爆地、被爆者を容認することはできない」と訴えた。

 グテレス氏は式典に先立ち原爆資料館を見学した。入り口では、水色の国連旗と日の丸の小旗を持った約五十人の小学生が歓声を上げながらグテレス氏を出迎えた。グテレス氏は、男児の手ほどきを受けながら鶴を折り、完成させると満面の笑みを見せた。

 原爆投下直後の惨状を再現したスペースでは、担当者の説明に神妙な面持ちで聞き入った。続いて隣接する国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で記者会見。資料館の展示については「人間にここまでの悲劇が起こりうるのかと、強い悲しみを感じた」と語った。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索