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開催当日に通告

 【ソウル=境田未緒】北朝鮮が突然、南北閣僚級会談の中止を表明したことを受け、韓国統一省の報道官は十六日、定例記者会見で「四月二十七日に南北首脳が合意した板門店宣言の精神と趣旨に合わないことで遺憾」と述べ、北朝鮮に会談に応じるよう求めた。

 韓国統一省によると、北朝鮮が会談の無期延期を通告してきたのは十六日午前零時三十分だった。板門店宣言の履行に向けて協議する会談は、韓国側がまず八日に十四日開催を提案し、北朝鮮は十五日朝に十六日の開催を提案。わずか十五時間ほどで態度を翻したことになる。会談は午前十時から予定されていた。

 会談に出席する予定だった趙明均(チョミョンギュン)統一相は記者団の質問に「北朝鮮にわれわれの立場を表明する」と述べ、「内容は検討中だ」とした。また「今は始まりの始まりの段階で、非核化や平和に向かう過程でさまざまな状況がある」と述べ、宣言の履行に向けて南北対話を続けていく考えを示した。

 韓国の聯合ニュースによると、米韓空軍の共同訓練「マックス・サンダー」が会談中止の原因とされたことを受け、宋永武(ソンヨンム)国防相は十六日、ブルックス米韓連合軍司令官と緊急会談した。軍関係者によると、北朝鮮が指摘した米戦略爆撃機B52が訓練に参加する予定はないという。また国防省は訓練に関して「操縦士の技量を高めるもので攻撃訓練などではない」とした上で、「計画通りに進めることで米韓に意見の相違はない」との立場を発表した。

 

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