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9条改憲、51人が反対 名古屋で若者100人アンケート

憲法に関する街頭アンケートに答える若者たち=3日、名古屋・名駅で

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 憲法記念日の三日、市民団体「愛知県平和委員会」が、憲法に関して若者百人に聞く街頭アンケートを、名古屋駅前で行った。戦争放棄をうたう九条を改めることについては反対が賛成の倍以上に達し、委員会は「九条を変えると戦争につながるという危機感があるのでは」と分析した。

 護憲活動を進める同委員会が、若者に憲法を考えるきっかけにしてもらおうと毎年実施。メンバーが道行く若者に声をかけ、平均一九・六歳の百四人から六問で回答を得た。「現在の憲法についてどう思うか」と改憲への意識を聞く質問では、賛否が二十五人ずつの同数に。最多は例年と同じく「分からない」で、五十四人だった。

 九条改憲には五十一人が反対。賛成は二十二人だった。「戦争すべきでない」という理由が目立つ一方、賛成した人からは「戦争をしようとする他国がある」などの意見があった。

 昨年、安倍晋三首相が提起した九条改憲を「支持する」と答えたのは十八人、「支持しない」は三十七人、「分からない」は四十九人だった。

 憲法は「変えるべきではない」との回答を選んだ愛知県豊田市の女子大学生(18)は「憲法が変わって、もし戦争や兵役ということになれば、行くのは私たちの世代だ」と、若者世代不在のまま進みつつある改憲論議に警戒感を示した。

 首相の改憲に「支持しない」と答えた名古屋市瑞穂区の女子高校生(17)は「政権がどう憲法を変えようとしているのか詳しく知らされていない。憲法は解釈もいろいろあって簡単なものではないので、しっかり学んでいきたい」と話した。

 

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