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「藤田医科大」に改名へ 藤田保健衛生大、来秋にも

 藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)が「藤田医科大学」への改名を検討していることが分かった。開学五十周年を迎える二〇一八年秋にも変更したい考え。今月中にも文部科学省に名称変更を申請する。医学部がある大学の改名は極めて珍しい。医学部があることを打ち出す改名によって、全国的なブランド力向上を目指す。

 藤田保健衛生大は、一九六八年に看護師や検査技師らを養成する名古屋保健衛生大として出発。七二年に医学部ができ、九一年に今の名称になった。現在は医学部(学生数約七百人)と、看護師や技師らを養成する医療科学部(同約二千人)の二学部で、大学院もある。

 大学病院の病床数は全国最大規模を誇り、精神疾患や循環器疾患などの研究でも評価が高い。今年、英教育専門誌による世界の大学の順位付けでは、「五百一〜六百位」のランクに位置付けられ、国内の私立大で最高位だった。

 一方、受験生の六割を東海三県出身者が占めるなど、全国的な知名度は不十分。「現在の名前では医学部のある大学として浸透しにくい」との指摘が学内からも出ていた。改名によって、学生や教職員の安定した確保や、医療ツーリズムの需要が高い中国など国外向けのアピール強化を図る。今後、学部の再編成も検討し、開学以来の「保健衛生」の名称は学部名などに残す方針という。

 

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