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文書公開求め、遺族と議員が提訴 オスプレイ事故

 【ワシントン=後藤孝好】米軍の新型輸送機オスプレイを巡り、二〇〇〇年に起きた事故の遺族や与党共和党のジョーンズ下院議員は三日、米国防総省を相手に、事故に関連する文書の公開を求める訴えを首都ワシントンの連邦地裁に起こした。ジョーンズ氏は、米海兵隊が当時進められていたオスプレイ開発の中止を恐れ、事故情報を改ざんした疑いがあると指摘。「犠牲者と遺族のため、真実を明らかにする必要がある」と訴えている。

 提訴したのは、〇〇年四月に西部アリゾナ州で海兵隊のオスプレイMV22が墜落し、十九人が死亡した事故の遺族ら。訴状によると、オスプレイは当時、安全性の問題を抱え、開発段階で四件の墜落事故が発生。〇〇年四月の事故について、米海兵隊は当初、機体の不具合ではなく、人的な操縦ミスが主原因と公表していた。

 しかし、遺族らが再調査を求めた結果、国防総省は一六年二月、複合的な要因が重なって起きたと事故原因を修正。国防総省の再調査に対し、当時の部隊の司令官はオスプレイの保守点検の記録を改ざんしたことを認めたという。

 遺族らは調査結果や当時の写真、動画、保守点検記録、部隊の幹部らの事故対応に関するやりとりなどの情報公開を要求。米海兵隊などが開示に応じなかったため、情報の自由公開法(FOIA)に基づいて提訴した。

 

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