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愛知県、G20誘致へ 19年、空港島の展示場想定

 愛知県は、二〇一九年に日本で初めて開催される二十カ国・地域(G20)首脳会合の誘致に名乗りを上げることを決めた。一九年九月一日に中部国際空港島(常滑市)に開業する国際展示場を主会場に想定。誘致に成功すれば、展示場の絶好のこけら落としとなる。

 日本開催は、七月にドイツ・ハンブルクであったG20会合で決定。外務省は近く開催地の公募を始めるとされ、県は直ちに立候補する。関係者によると、愛知以外に名乗りを上げる自治体がない可能性もある。

 G20の開催には、八千室の宿泊施設やスイートルームが必要とされ、警備上の問題などからホテルを分散させなければならない。空港島では十分なホテルや室数などが確保できないことから、宿泊の大半を任せることになると見込まれる名古屋市との共同招致になる公算が大きい。県は招致に向け、名古屋商工会議所や中部経済連合会と連携することで合意している。

 国際展示場は展示面積六万平方メートル。空港に近いことに加え、空港島という立地には警備上の利点もある。名古屋中心部までは有料道路や名鉄で三十分ほど。

 米国、英国、フランスなどによる先進七カ国(G7)首脳会議が日本では広く知られているが、近年は、国際的な発言力を強める中国やロシアが参加するG20の首脳会議が影響力を増している。

 <G20> 「グループ・オブ・トゥエンティ(20)」の略。日米欧の主要国に中国、韓国、インド、ブラジルなど、経済規模の大きい新興国と欧州連合(EU)を加えた国際会議の枠組みで、1999年に発足した。当初は財務相・中央銀行総裁の会議だったが、2008年のリーマン・ショック後は金融危機などへの迅速な対応を目指して、首脳会合を毎年、開いている。

 

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