トップ > 一面 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

一面

首相、加計対応を「反省」 「二転三転不信招いた」

通常国会閉会を受けて、記者会見する安倍首相=19日夕、首相官邸で

写真

 安倍晋三首相は十九日、通常国会閉会を受けて記者会見し、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画で、内閣府が文部科学省に早期新設を働きかけたことを示す文書の再調査を巡り「対応が二転三転し、国民の政府への不信を招いた。率直に反省しなければならない」と語った。今後の対応については「国会の閉会にかかわらず、政府として分かりやすく説明していく」と強調した。

 首相は国会審議を振り返り「印象操作のような議論に対し、強い口調で反論する私の姿勢が、結果として政策論争以外の話を盛り上げた。深く反省している」と陳謝した。

 通常国会では加計問題のほか、学校法人「森友学園」問題などで、行政の不正な関与があったのか事実関係を追及する野党に対して首相が正面から答えず「レッテル貼り、印象操作だ」と批判する場面が目立った。加計問題では文科省の前次官らが「総理のご意向だ」などと書かれた文書の存在を認めたにもかかわらず、一カ月近く再調査しなかった上、文科省と内閣府の調査結果が矛盾した。

 首相は各報道機関が実施した世論調査の多くで、内閣支持率が10ポイント前後低下したことを重く受け止め、二十三日告示の東京都議選への影響を避けるため、国民への説明を丁寧に行う姿勢を強調したとみられる。

 ただ首相は、加計学園の獣医学部新設を含む国家戦略特区について「私は絶対に屈しない。首相の私が先頭に立ち、ドリルの刃(やいば)となって、あらゆる岩盤規制を打ち破る決意だ」と、今後も進める考えを示した。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索