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仏総選挙でマクロン派圧勝 決選投票で二大政党後退

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 【パリ=渡辺泰之】フランス国民議会(下院、定数五七七)総選挙の決選投票が十八日、即日開票され、内務省の暫定最終結果によると、マクロン大統領率いる中道新党「共和国前進」と連携する中道政党をあわせ、マクロン派が三百五十議席を確保し、圧勝した。国会に足場がなかったマクロン氏は政権基盤を盤石にし、仏政界の構図は一変する。

 最大野党・共和党など中道右派は百三十七議席、与党・社会党などの中道左派は四十四議席と議席を大幅に減らした。急進左派の新党「不服従のフランス」は十七議席と躍進し、共産党は十議席。極右・国民戦線は、ルペン党首らが当選し、現有二議席から八議席へと伸ばした。

 ただ投票率は約43%と過去最低のレベルとなった。

 フィリップ首相は「有権者は大統領と政府に、はっきりと過半数を与えた。フランス人は希望を選んだ」と強調した。

 総選挙で共和国前進は中道政党とあわせて計五百二十九人を擁立。政治家経験のない約半数の「市民候補」や数多くの女性候補を起用して既存政治の刷新を訴え、既存政党に不満を持ち、変革を望む有権者層らから幅広い支持を得た。

 下院で圧倒的な勢力を得たマクロン氏の求心力は今後、急速に高まるとみられる。政権が最優先で進める労働市場改革などの取り組みへの追い風となるのは確実だ。

 

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