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3人組、3億8400万円強奪 福岡、空港に大金所持の男ら

現金3億8400万円が奪われた駐車場を調べる捜査員=20日午後2時35分、福岡市中央区天神で

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 二十日午後零時二十五分ごろ、福岡市中央区天神一の駐車場で、東京都足立区の男性会社員(29)が男らに催涙スプレーのようなものを顔に吹き付けられ、銀行から引き出したばかりの現金約三億八千四百万円を奪われた。男は三人組とみられ、白いワンボックスカーで逃走した。福岡県警によると、男性は「引き出した金で金塊を買い付ける予定だった」と説明。県警は、現金を引き出すタイミングを狙った計画的犯行とみて、強盗致傷事件として百五十五人態勢の捜査本部を設置した。

 一方、県警は同日夜、福岡空港国際線ターミナルで約三億円を所持した韓国人の男らを発見。出国しようとしていたが、現金を持ち出すための必要な手続きをしていなかった。任意の事情聴取に「知人から頼まれて現金を預かった」との趣旨の話をしているという。男らは男性が証言した犯人の特徴と異なり、持っていた額や金を入れていたケースも違うといい事件との関連を慎重に捜査している。

 捜査関係者によると、男性は東京都内の貴金属店に勤務。出張で十八日から福岡市に来ており、十九日もほぼ同額の現金を引き出して取引をしていた。銀行には事前に現金を引き出すことを伝えていたという。

 県警によると、男性は「みずほ銀行福岡支店」で現金を引き出した後、約五十メートル離れた駐車場で現金が入った黒のスーツケースを車の後部座席に積み込もうとしたところ、背後から催涙スプレーをかけられて襲われた。男性は顔に軽いけが。

 男らはスーツケースを駐車場に止めていたワンボックスカーに積み込むと、逃走した。一人は三十〜四十代で身長一七五センチくらい。細身で灰色の作業服の上下に、白いマスクを着用。もう一人は身長一七〇〜一七五センチで、がっちりした体格。黒っぽい服の上下に白いマスクをしていた。

 福岡市では昨年七月、JR博多駅付近で、貴金属買い取り店に運搬中の六億円相当の金塊が盗まれる事件が起きている。

 

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